2024年8月9日
WordPress関連
WordPressアップデートしてますか?
WordPressアップデートしてますか?
弊社にホームページ制作をご依頼いただいた場合、WordPressでのサイト構築をご提案しています。
WordPress(ワードプレス)はCMS(コンテンツマネジメントシステム)の一種で、ブログやWebサイトを管理するシステムで、世界で最も利用されるオープンソースのシステムです。
世界中で利用されているWordPressですが、もちろん日本でも非常に人気が高く、導入されたCMSのうちWordPressが8割を占めるほどです。WordPressに「ブログシステム」のイメージをお持ちの方もお見えですが、近年では中小規模の企業であればコーポレートサイトの運用にも優れ幅広く利用されています。
お問い合わせいただくお客様の中にも、すでにご存じの方もお見えになるほど。
そこで、WordPressで構築されたホームページの環境管理について簡単にご説明します。
WordPressって作りっぱなしで問題ない?
WordPressを構築するためには、WordPress本体のプログラムはもちろんPHPやMySQL(データベース)、WordPressでデザインを実装させるためのテーマ、機能追加のためのプラグインなど様々なプログラムを用います。
それらは、機能向上やセキュリティ向上など様々な理由で適時アップデートされていきますので、「放置」はトラブルの元となります。
アップデートをしない場合、一例ですが以下のようなデメリットがあります。
- セキュリティのリスクが高まり、最悪の場合サイトが消滅。
- 多数の最新機能が使えず、投稿のしやすさなどが向上しない。
- 最適化されないため、サイトの表示速度が改善されない。
セキュリティ
近年、サイバー攻撃も自動化されているためサイトの大小にかかわらずターゲットとなります。アップデートをせず放置すると、セキュリティホールが拡大するため、攻撃対象としてのリスクが高まります。
昨今の戦争など、世界情勢が不安定になって以降に高い頻度で発生しているサイバー攻撃の例として…
- サイトの制御権が乗っ取られる。サイト自体を消去される。
- 不正なサイトに誘導させるリンクを勝手に貼られる。
- 顧客情報、個人情報、パスワードなど重要情報が盗まれる。
などが多く発生していのではないでしょうか。
機能向上
急激に進歩するホームページを使ったマーケティングなどの最新技術が利用できないなど「他社のホームページではこんな事ができているのに…」といった要望に応えられない場合が発生します。
SEO
サーバ、ワードプレス、テーマ、プラグインなどの環境のずれが発生するため、表示速度が遅くなる、検索アルゴリズムに「放置サイト」というレッテルを貼られるなどSEOが低下します。また、最悪の場合、表示できない、管理画面にアクセスできない、などのトラブルにつながる恐れがあります。
ランニングコスト
ワードプレスを用いずHTML・CSSだけでHP(サイト)を作成した場合、「デザイン」「コンテンツ編集」といった作業以外に、それらをHTML化する「コーディング」という作業も発生するため、マルチデバイス化されたサイトの場合、コーディングコストも大きくワードプレスで構築したサイトと同様のサイトをHTMLだけで実装する場合、制作費用が高くなるケースもあります。
機能追加の場合でも、ワードプレスであれば「プラグイン」というかたちで様々な機能が比較的容易に追加できます。(無料・有料あり)しかし、HTMLの場合、CGIやJAVAなどのプログラムで独自に構築するためコスト負担になる場合が多くあります。
ワードプレスでは、それらの機能がある程度用意された状態ですので、比較的低コストで構築が可能です。
また、HTMLサイトを10年放置し、10年後に最新のHTML・CSSに更新しようとする場合、コードを再記述するためほぼ作り直しになり高い費用が発生しますが、ワードプレスを適時更新しておけば、最新のプログラムで運営できるためトータルのコストとしては押さえることが出来ます。
ワードプレスは、「世界で一番利用されているCMS」「オープンソースで無料」というキャッチーな謳い文句で有名ですが、導入してみると結構な専門程度の知識が必要であったりと実はかなり敷居が高いのも事実。ましてや、データベースやサーバも含め運用管理となると「ちょっとね…」となってしまいます。
豊橋合同印刷では、ワードプレスサイトを提案する際に運用管理も含めご提案させていただきます。また、納品させていただくワードプレスサイトには、ノーコードで編集可能なビルダープラグインもインストールした状態ですので、数時間のレクチャーで更新作業も行える作りとなっております。
是非、ご相談ください。